みなさん、こんにちは。佐藤商事有限会社の佐藤です。
私どもの会社は先代社長が会社を設立してから、半世紀が過ぎようとしています。その間、本当に多くの方々にお世話になってまいりました。お客様はもちろん、取引先、従業員、そしてなにより地域の皆様。まずこの場を持って感謝申し上げます。
当社は事業を進めて行くに当たって、人として次の3つ心構えが一番大事であると考えています。
「うそをつかず、正直に正しい事をすること」「すべての人を愛すること」「調和を図ること」
また人と人の繋がりを第一に考え、そのお客様にとって、「本当に今必要なもの」をご提供するということを常に頭に描きながら仕事に取り組んで参ります。
私達は、お客様はもちろん、取引先、スタッフ、関わり合うすべての人々にご満足頂けるように、日々精進し、その信頼関係が長く深くなることを心から願い、知恵と勇気をもって、仕事に取りみます。
そして、社員一丸となって、社会貢献をしていきたいと考えております。どうか、これからも変わらぬご愛顧宜しくお願い申し上げます。
佐藤商事有限会社 代表取締役 佐藤博之
エネルギー問題は過去、現代、未来を問わず、大変大事な問題です。当社ではこれを絶対に切らす事なく、皆様に供給し続けることが一番重要であると考えます。東日本大震災の時、わずか2週間、石油燃料供給が滞っただけで、世間では大パニックが起こりました。警察や消防など公的な機関でさえ、燃料の確保に困るという状況に陥りました。これがあとまた2週間も続けば、もっと恐ろしい状況になっていたと思われます。当社では、燃料の安定供給のために、信頼性の高い元売り業者との取引、自家発電設備の設置など様々な方策を通じ、エネルギーの安定供給に努めて参ります。また太陽光発電設備の施工も行い、LPガスも含め、エネルギーの分散にも取り組んで参ります。
現代社会では車が生活の中での必需品となっています。その車は機械であるがために、普段からの点検、整備が非常に重要になってきます。普段からの地道な取り組みこそが、安全走行を防ぐ唯一の方法と考えます。タイヤの空気圧点検から、車検、修理、鈑金、事故処理、各種保険の手続きなど、すべて当社で行えるような体制をとり、お客様の安全を守り、利便性を追求していきたいと思います。
今から約2年前の3月11日14時46分。そう!あの東日本大震災当日・・震災直後、燃えさかる製油所がテレビで放映されるや、当店を始め県内のガソリンスタンドは異様な光景に包まれました。ほとんどのお店が数時間で在庫を売り尽くしてしまい、その後も計画停電や入荷数量の制限などもあって、何日間も休業を余儀なくされ、皆様方には多大なご迷惑をお掛け致しました。その時に身にしみてこう実感しました。「エネルギーはどんなときでも安定的に供給しなくてはならない!」と・・・そんな反省を踏まえ当店では、災害に強く、さらには緊急時に皆様のライフラインを確保出来るガソリンスタンドを目指してしてきました。そして!
1. 自家発電設備の設置をしました。停電時も給油が可能となりました。
2. 地下水ポンプの設置をしました。
自家発電装置と合わせて、停電時、災害時に水の補給が可能になりました。
3. 中核給油所の指定を受けました(資源エネルギー庁より)大規模災害時において緊急車両等に効果的にかつ間断なく燃料を供給するため、地域における物流網の中心等に位置し、給油の中核的な役割を果たす拠点に指定されました。(大規模災害時には石油会社より優先的に供給が受けられます)(栃木市内で3カ所)
4. 大規模災害時のお客様の対応に関するマニュアルを作成。安定的に燃料を供給出来る体制を作りました。
5. 燃料供給業者と連絡を密に取る。最高の品質と安定的な供給が保証されているかを常時確認する。
以上5項目を重点に、常に安定供給を目指すべく精進し、平常時はもちろん大規模災害時にも皆様のライフラインの確保に努めます。特に3の中核給油所の指定に伴い大災害時には、資源エネルギー庁、栃木県石油組合とも情報交換を密に行い、地域の復興の助力を致します。
こんな話が聞こえてました。「大震災後の混乱の中で、私達の命を繋いだのは、自衛隊の皆様の努力はもちろんですが、LPガスと灯油でした。」LPガス、灯油等は分散型燃料と表現されるように、大規模災害には強さを発揮します。オール電化住宅等は確かに平常には便利で安全ではありますが、エネルギーをすべて電気に頼るには危機管理の観点からすると、非常に危険に思えます。電気はもちろん大事ですが、LPガス、灯油も上手に利用されるのが、危機管理とともに経済性の面から言っても有効だと言えます。